田無手をつなぐ親の会、西東京市保谷手をつなぐ親の会、西東京市障害者福祉をすすめる会の連名で454名の署名を付けて、12月の市議会に間に合うよう、障害者の「移動支援」に作業所の送迎を含めてもらうための陳情書を提出していましたが、12月9日の市議会文教厚生委員会において満場一致で採択されました。
採択されたので、本件は、市が実施に向けて改正手続きをとることが確定しました。
陳情の発案と署名獲得にあたっては、田無手をつなぐ親の会 副会長に多大なご尽力をいただきました。
12月9日、10時から田無庁舎4階第1委員会室にて文教厚生委員会が開かれ、文教厚生委員9名、森信一(委員長)、大林光昭(副委員長)、かとう涼子、大竹あつ子、佐藤 公男、保谷なおみ、森てるお、小峰和美、小林たつや(敬称略)により審議されました。
所管部署は西東京市健康福祉部障害福祉課 青柳元久課長。
今までは、区分である個別給付の通年かつ長期に渡る外出の適応が出来ないことから、移動支援に対して通所は適応外となっていましたが、陳情3団体は具体的な困難事例を議員の方がたに事前に説明し、議題に盛り込んで頂いて、その結果、満場一致の採択となりました。
これよりは、地域生活支援事業の区分で、社会生活上必要不可欠な外出、社会参加のための外出は作業所への通所とみなされ 移動支援が使えるように市は改正手続きを進めることになります。利用者の利用予想は、まだ、把握できていませんが、市は検討して予算措置を講じることになります。
「サービスを提供する事業所の人件費負担が課題ですが、サービスを利用できる環境を作って頂きたい」と私たちが要望していたことをすべて盛り込んで、文教厚生委員会で審議して頂きました。市健康福祉部も受け入れる方向で考えてくださっていたようです。
この度は、福祉をすすめる会の根本さんにアドバイスを頂きながら、議員さんに根回しをして頂き、また、有力な情報を頂いたりと、短時間の運動でしたが、大きな実を結ぶことができました。また、保谷の北爪会長様はじめ署名活動にご協力いただきました方々には、心から御礼申し上げます。有難うございました。
福祉サービスは、昔に比べれば、充実しましたが、実際使ってみて、使い勝手がいいのか? それは、当事者が声をあげていかなければ届きません。親の会がそのようなことを集約して、皆様が生活しやすい西東京市になるようにしていきたいと思いました。
(小矢野会長)
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