平成29年10月27日、こもれび小ホール(西東京市中町)において、午前11時から田無手をつなぐ親の会の創立50周年記念式典、続いて、12時20分から祝賀会が開催され、和やかな雰囲気の中、予定通り14時に終了しました。
記念式典には、丸山浩一・西東京市長、村田利夫・西東京市社会福祉協議会会長、坂口光治・前西東京市長、小幡勝己・西東京市議会議長、佐々木桃子・東京都知的障害者育成会理事長=東京都手をつなぐ親の会会長、北爪みどり・西東京市保谷手をつなぐ親の会会長、根本尚之・西東京市障害者福祉をすすめる会、成田始・西東京市健康福祉部部長、青柳元久・西東京市障害福祉課課長、池田正幸・西東京市社会福祉協議会事務局長、西東京市議会議員のみなさま、平素お世話になっている関係団体のみなさま、そして、田無手をつなぐ親の会の会員のみなさんの総計68人の方々が参列しました。
11時からの記念式典では、丸山市長ほか来賓の方々から温かいねぎらいや励ましの祝辞を賜った後、手をつなぐ親の会の他支部から頂戴した祝辞の紹介、そして、田無手をつなぐ親の会をこれまで支えて下さった方々に感謝状と記念品の贈呈を行い、表彰された歴代の会長吉田員子さんと幸谷秀子さんよりご挨拶を、最後に、山本惠子・社会福祉法人さくらの園理事長よりご挨拶を頂いて予定通り閉会しました。
表彰を受けた方々(敬称略)
吉田員子、幸谷秀子、山本惠子、今村千恵子、平野美代、岡内羊子、瀧澤滋子、田中清、寺田晃子 のみなさん
12時20分から祝賀会に移りました。冒頭、小矢野和子会長より挨拶があり、続いて槁爪亮乃・社会福祉法人さくらの園施設長のご発声でアップルタイザーで乾杯を行い、なだ万の仕出し弁当を頂きました。
祝賀会では、6人掛けのテーブルのそれぞれに市議会議員の方々や福祉関係の方々に着席して頂き、食事をしながら親の会の会員のみなさんと直接意見交換をしてもらえるように工夫がなされていました。食事が終わるころ、田無手をつなぐ親の会の歩んだ50年を振り返るスライド上映(20分間)が行われ、その後、各テーブルごとに自己紹介をした上で熱心な話し合いが行われていました。
続いて抽選で「いこい―なグッズ」が当たるお楽しみタイムがありました。最後は、みなさん全員が起立して「手をつなぐ母の歌」を合唱し、田無手をつなぐ親の会・小矢野会長の締めの挨拶をもって滞りなく午後2時に閉会しました。
創立50周年、半世紀という節目、障害児(者)を持つ親たちが障害福祉の制度の未整備な時代から様々な困難を乗り越えて今日に至り、現在の活動に繋がっていることを思い起こして諸先輩方のご苦労を称えずにはいられませんし、他方、行政や福祉関係のみなさんの支えがなければ、親の会の活動は続かなかったと思い、関係の方々には改めて感謝の気持が湧いてきます。
これからも引き続き会員同士では支え合い、そして、障害児(者)に必要な仕組・制度・環境の実現に向けて、更に力強く根気よく行政へ働きかけていく努力を継続して行かなければならないという思いを新たにしたすばらしい創立50周年記念行事でした。
参列されたみなさんには、できあがったばかりの田無手をつなぐ親の会の50周年記念誌「小さなみち」と共に、この日のために作ったオリジナルのいこい―なネックストラップなどを謹呈しました。