小矢野会長より報告
令和元年12月3日、全国手をつなぐ育成会連合会事務局で「中央情勢報告」と題して説明がありました。内容の一部を紹介します。
【地域生活支援拠点等の機能強化】
・重度化、高齢化に対応したグループホーム。
・日中支援型グループホームで20名まで認め、5名迄のショートステイをつける
・これは、泉小学校跡地の睦月会で行おうとしている運営内容と一致していた。
【相談支援体制の整備】
・サービス等利用計画(障害児支援利用計画)を通じ、知的障害者の暮らしの見通しが改善するように要望。
・モニタリングはハイリスクである条件を満たす在宅者は毎月受けられるように、自治体への働きかけが必要。
【共生型の事業報酬について】
・障害福祉サービス事業者の参入意欲が持てるような水準となるように要介護1、2のデイサービス報酬を基礎として生活介護の報酬と見合うような基本報酬(もしくは加算)を早急に検討してもらいたい。
【65歳をむかえた知的・発達障害者が要介護認定を受けた場合】
・要支援2から要介護2程度の認定となる可能性が高く、その場合、介護保険のデイサービスを週5日 利用できないため、障害福祉サービスの併用(上乗せ)を自治体へ働きかけが必要。
【市町村(自立支援)協議会は地域づくりの中核です】
・メンバーに入り意見を述べることが重要。
【障害者理解を全国に広めるための「啓発キャラバン隊」づくり研修会】
・疑似体験を行う啓発キャラバン隊が設置され、活躍している各地の育成会が増えています。
・知的・発達障害の特性について、疑似体験等を通して理解を広める啓発キャラバン隊は、差別解消のために大きな役割を担っている。全国普及の為の研修会を行っていく。
【育成会の理念は】
・障害のある人たち(我が子)の幸せを実現するための活動である筈。(何のための、誰のための育成会活動か)
・組織の在り様は、理念の実現のために、フットワーク良く、柔軟に、新しいアイデアで対応できる体制が必要。
(若い親のニーズに気づき、新たなアイデアで対応できる体制か)
スローガン「次世代につなげよう育成会運動」